2012年03月 01.新学習指導要領改訂に伴う対応方について

この4月から新学習指導要綱が全面実施となることからこれに関して以下お伺いします。


1.新学習指導要綱の実施に伴い、小中学校の授業内容は具体的にどのように変わるのでしょうか。

(教育長)

今回の学習指導要領の改訂では、1週間当たりの授業時数が小学校の低学年で2時間、中高学年で1時間、また、中学校では各学年で1時間増加しております。教科では「総合的な学習の時間」が削減されたり、中学校の選択教科がなくなったりして、国、社、数、理、英の授業時数がふえております。  授業時数と指導内容が増加することで、これまでのゆとり教育から詰め込み教育へ転換するのではないかという不安を抱かれるかもしれませんが、今回の改訂は詰め込み教育への転換ではありません。子どもたちが学習にじっくりと取り組める時間を確保するということで、基礎的、基本的な知識、技能の確実な定着と、これらを活用する力の育成を目指したものでございます。

2.今回の新学習指導要領改訂のポイントとして理数教育の充実や体験活動の充実、などが挙げられておりますが、これらは本市独自の工夫と取り組みが必要になってくるのではないかと考えます。新年度からどのような取り組みを考えられているのでしょうか、お伺いをいたします。

(教育長)

今回改訂されました学習指導要領の改善事項を考えて、、小中学校の理科教育では基礎的、基本的な知識、技能の着実な定着と、これらを活用し、思考、判断、表現する能力の育成を目的に理科実験や観察の授業を充実してまいりたいというふうに考えております。英語教育につきましては小中一貫教育を推進し、モデル校3中学校区において小中同一のALTを派遣する計画をいたしております。情報教育につきましても情報モラル講座を引き続き実施し、情報モラルの啓発を進めていきたいと考えております。

3.来年度から中学3年生となる生徒や保護者の方は大事な高校受験を控える年に新学習指導要領に切りかわるわけであり、移行に際し、生徒、保護者の方に十分な理解をしていただく必要があると思います。この点についてもその対応方をお尋ねいたします。

(教育長)

新学習指導要領の全面実施に向けまして、平成21年度より小学校では2年間、中学校では3年間の移行措置期間を設け、段階的に授業時間を増加させ、学習内容を移行してまいりました。新学習指導要領の全面実施といいますと、授業時間や学習内容が一気に変わってしまうような印象が持たれ、不安を抱く方もあるようでございますけれども、決してそうではございません。そのことを生徒や保護者の皆さんに十分理解をしていただく必要があるというふうに思っているところでございます。

2012年3月15日 | カテゴリー :